中小企業診断士 2次試験概要
2次試験 科目内容
○事例Ⅰ(組織・人事)
1次試験の試験科目である企業経営理論の「組織論」と関係が深く、組織・人事の観点から経営戦略の助言を行います。
与件文を正しく解釈し、1次試験で扱った施策を織り交ぜながら、満遍なく回答に盛り込んでいくことで高得点が期待できます。
○事例Ⅱ(マーケティング・流通)
1次試験の試験科目である企業経営理論の「マーケティング」と運営管理の「店舗施策・販売管理」と関係が深く、事例Ⅰに比べ施策がイメージしやすい気がします。
ただ、その反面与件文からどの情報を読み取るか、どういう施策を打っていくかの判断が難しく、判断を誤ってしまうと得点に結びつきづらいです。
(私も当日1番手ごたえがあったのが事例Ⅱでしたが、結果的には1番点数が低かったです…)
○事例Ⅲ(生産・技術)
1次試験の試験科目である運営管理の「生産管理」と関係が深く、製造会社がテーマにされるケースが多いです。
事例Ⅰ同様に、1次試験で扱った施策を織り交ぜながら、与件文に沿って回答していくことで合格圏内の水準に達することができます。
○事例Ⅳ(財務・会計)
1次試験の試験科目である財務・会計の知識をさらに深めた内容になっています。
1次試験から難易度もさらに上がることから事例Ⅳを苦手とする受験生は多いです。
別途事例Ⅳ向けの問題集を購入して、しっかり内容を理解することで当日の対応力も上がると思います!