中小企業診断士1次試験 独学勉強法

勉強スケジュール

僕は2020年5月に勉強させ、2021年8月1次試験合格というスケジュール感で勉強を行いました。

当時を振り返って、勉強スケジュールを記載します。

2020年5月~2020年8月
次の4科目に絞って勉強しました。(企業経営理論 / 財務会計 / 運営管理 / 経済学・経済政策)
理由は以下2点です。
①暗記より理解の側面が強く、長期スパンで習得した方が良いと考えたため。
②2次試験でも出題される科目が多いため、合格点ギリギリというより得点源にするくらいの理解度に到達する必要があると考えたため。

兎にも角にも、最初は分からないことだらけだったので、「市販のテキスト(後述)をざーっと1週読んで問題集を解いてみる」みたいなループを繰り返して、こんな感じか~と体系的に理解をするような期間だったと思います。
2020年9月~2020年11月
実はこの期間、会社で簿記2級を取得する必要があったため、中小企業診断士の勉強は中断し、そちらに時間を費やしていました…(笑)
ですが中小企業診断士の科目の1つである「財務会計」はこのおかげでかなり理解が深まり、アドバンテージになりました!
(簿記2級レベルの知識があると、1次試験についてはかなりのアドバンテージとなります。)
2020年12月~2021年2月
以前勉強していた4科目の勉強を再開しました。
勉強方法は打って変わって、過去問(後述)を中心とした勉強方法にシフト!!
ひたすら過去問を解き、分からない箇所はテキストに戻って確認といったような勉強で理解度をグッと上げていきました。
2021年3月~2021年5月
残りの暗記3科目(経営法務 / 経営情報システム / 中小企業経営・政策)をテキスト読みつつ、問題集や過去問も解くループを繰り返していました。
(暗記苦手すぎて苦労しましたが、1か月~1か月半で峠は越えます。)
この間も(企業経営理論 / 財務会計 / 運営管理 / 経済学・経済政策)は過去問周回し、理解度が落ちないようにキープするように心がけていました!
2021年6月~試験日当日
ひたすら過去問周回!!!!

使用教材

スピードテキスト(TAC) オススメ度★★★★☆

とりあえず全体感を理解したり、足りていない知識を補完したりするのに使用していました。

テキストとして全科目分買っておくのは選択肢として全然ありだったなと振り返ってみて思います!

スピード問題集(TAC) オススメ度★★☆☆☆

スピードテキストの問題集として市販されています。

個人的には、この問題集をやるくらいだったら、さっさと過去問に取り掛かった方が良いかなと思います!

過去問完全マスター(同友館) オススメ度★★★★★

個人的に大変お世話になった教材です!

問題数も解説の内容も充実しているため、過去問としてではなく問題集として活用してもいいのではないかと思います!

勉強時間の8割くらいは、この過去問に費やすくらいの比重で問題ないです。

勉強する際に意識したこと

アウトプット重視の勉強法

前述したとおり、過去問完全マスターに8割くらいの比重をおいて、演習重視の勉強を行ってきました。

実際の試験に即した問題になっており、本番の問題のイメージもできつつ演習に取り組めます。

テキストの内容をインプットしているだけでは、実際に問題を解いた際にギャップが生まれてしまうことにも繋がるため、

早めに本番に近い形で演習に取り組んでい行くことを強くオススメします!

1日1~2科目くらいに絞る

私は社会人として働きながらの勉強だったため、特に平日は2時間くらいしか時間が取れませんでした。

そんな中、1日4~5科目こなそうとすると、1科目あたりの時間が20~30分になってしまいます。

頭の切り替えも難しいので、各科目1時間ほど集中して取り組む方が個人的には良かったのかな~と思っています。

(※それぞれに合った勉強法はあるかと思いますが…(笑))

苦手暗記科目 経営法務・中小企業経営・政策はなるべく毎日触れる

少し前述したことと矛盾してしまいますが、会社までの往復の時間などでは暗記科目のテキストを読んだり、過去問を解いたり、

記憶に定着させらえるようになるべく毎日触れるようにしていました。

(計算とかもないので、電車で過去問を見ながら頭の中で解いたりすることも十分可能です)

2次試験にもでないので、60~70位取れればOK!という気持ちで取り組んでいました!

試験結果

最終的な1次試験の得点は以下のような感じでした!

何とも当たり障りのない点数ですね…(笑)

ですが、全科目合格圏内に持っていけることは十分可能なので、是非最後まで粘り強く勉強を頑張ってください!

・企業経営理論:75点

・財務会計:72点

・運営管理:64点

・経済学・経済政策:72点

・経営情報システム:60点

・経営法務:60点

・中小企業経営・政策:65点